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開幕3連勝!サラー決勝ゴールと3試合連続無失点を達成したリバプール守備陣

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ホームのアンフィールドで行われたリバプールvsブライトンの試合は1-0の勝利!

 

この試合のスターティングメンバーは意外にも開幕戦から続き、3試合連続で同じメンバー。メンバー変更を1〜3人してくるのでは?と予想していましたが、見事に外れました・・・。

 

GK アリソン

DF アーノルド、ゴメス、ファン・ダイク、ロバートソン

MF ワイナルドゥム、ミルナー、ナビ・ケイタ

FW サラー、フィルミーノ、マネ

 

ゴールシーンは前半23分にミルナーが相手のエリア中央付近でボールを奪い、マネからフィルミーノへ繋ぎ、そのフィルミーノが右側に開いたサラーへ左利きに合わせたパス位置と絶妙なパススピードでボールを渡し、サラーは受け取ったボールをダイレクトで合わせ、ゴール左隅に流し込み先制点!

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試合を通して途中押し込まれる場面も何度かあったものの、開幕から続く固い守備やアリソンの好セーブなどに救われ、サラーのゴールがそのまま決勝点となり1-0で終了。

 

マンオブザマッチは終盤に相手のヘディングシュートを見事に好セーブしたGKアリソンが選出されました。正直あの場面については、クロスがドンピシャの位置に合い、ヘディングも完璧な当たりとなったことでその瞬間は私自身も諦めかけましたが、アリソンが見事な反射神経でセーブしてくれました。

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今季、移籍当時GK史上最高額の移籍金で加入し、開幕戦から大きな期待されている中での3試合目となりましたが、早くもアリソンが勝点3を稼いでくれたと言っても過言ではない働きをしてくれました。こういったセーブを今季は多く見られることを期待しています。

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しかし、試合中何度かボール処理に戸惑うことがあり、足元の技術が長けてるだけに時間を掛けて処理する部分が仇となっているようにも見えます。プレミアリーグのスピード感やフィジカル感に徐々に慣れてくることで改善されてくるとは思いますが、もう少し単純にボール処理することを意識することが必要でしょう。

 

ただ、アリソンがボールを持った時の周囲の動きが画面上では一部分しか映らないので、ボールを出す選択肢を与える側である受けての選手たちにも改善の必要があるかもしれません。なので、一概にアリソンが悪いとは画面を観てるだけでは言えませんね。

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一方の攻撃陣は連携面でまだ改善が必要な状況であると言えるでしょう。1-0というスコアからも分かるようにサラーのゴール後は欲しい追加点がなかなか奪えず、なんとか1点を守りきったという試合になってしまいました。

 

昨季であれば最悪今回みたいな試合は勝点1もしくは0に陥るゲーム内容だったと思うので、これが今季の強さということだとは思いますが、追加点さえ奪えれば、それほど難しいゲームにはならなかったでしょう。

 

前節から改善が見られた点としてはトップ3人のポジションチェンジを頻繁に行なうことで相手のマークを絞らせないように流動的な動きを意識していたこと。また、サイドバックは高い位置を保ちながら、攻撃のバリエーションを増やし、前線の厚みを作ること。

 

これらは前節にはあまり見られなかったことですが、それでもトップ3人が綺麗に連携してゴールに迫った場面は実際に得点に繋がったサラーのゴールシーンのみでした。全体を通して、好調なミルナーやワイナルドゥム、左サイドを何度も駆けあがったロバートソンのおかげでなんとか攻撃の形を作ることが出来ていたといったところでしょうか。

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フィルミーノは前節までよりは身体も切れており、実際にサラーのゴールもお膳立てしました。ただ、まだ身体は本調子ではないのか、昨季に多く見せてくれた、前線でポストプレイをしたり、前を向いてボールを持ちアシストする機会を伺うようなプレイはあまり見られませんでした。

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その為か、サラーが左サイドを担当しているときでも中央に寄りすぎていたり、後方まで引いてボールを受けたりする場面が多く見られました。ただ、サラーはゲームメーカータイプではなくスペースに走りこんでこそ活きるタイプですので、そこそこは出来てもシーズンを通して見たときには、そういったプレイが多くなることはチームとしてはあまり望ましい状況ではないでしょう。

 

調子はこれから上がってくるはずではありますが、フィルミーノがボールを引き出すプレイをし、前を向いて右サイドのサラーと左サイドのマネが駆け上がってくる場面を多く作りあげることが理想的な形であると思いますし、昨季多く見られた、魅力的なリバプールの3トップが繰り出す攻撃サッカーだと思います。

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とはいえ、シーズンは始まったばかりで試合が終わったタイミングでは単独首位浮上です!

しかも開幕から1点も得点されていない状況は良い意味でリバプールらしくありません。

今季は今までとはやはり違います!

結果を出しながらチームを作り上げていけることは、まさに理想的な状況ですね。